MAPS彗星が太陽に近づき、2026/04/04 23:23JST(14:23 UT)に近日点を通過します。その距離は0.0057auとかなり近く、崩壊等せずに折り返すかどうか注目されます。数値データはステラナビゲータ12によります。個人的には2013年11月末にSOHO LASCO C3画像で確認されたISON(C/2012 S1)彗星の消滅が記憶にあります。参考に以前に消滅の様子を示した動画を再度参考欄に示しておきます。No.1431の記事中にある動画と同じです。
アイソン彗星の近日点距離は0.012auで、MAPS彗星はその半分近くの距離で崩壊してしまわないかと想像してしまいます。その様子を同様にSOHO LASCO C3画像で確認しようと思い、その軌道をステラナビゲータ12でシミュレーションしておくことにしました。
画像1および画像2に結果を示します。黄道座標で示しています。画像1の円はSOHO C3画像の写野を示しています。写野は18°としました。この範囲には土星も入っているのですが表示していません。日本標準時で本日の夜遅くには写る可能性があり、明日には確実に写野内に入るはずです。見えるかどうかわかりませんが確認しておきたい。
画像2は近日点通過前後の2026/04/04 00:00~04/05 UTの様子を拡大して示したものです。太陽は輪郭表示とし、彗星の明るい点は04/04および04/05の位置、その明るさより少し暗めなのが1時間間隔の位置、その間のもっと暗い点は10分間隔の位置を示します。彗星はこの画像では太陽の背後から近日点を通過し、太陽の前面に出て折り返す軌道です。さあ、どう見えるか楽しみたい。
画像1 C/2026 A1の軌道とSOHO LASCO C3写野との関係 ステラナビゲータ12による
画像2 C/2026 A1の太陽近日点通過前後の軌道 ステラナビゲータ12による
参考データ
動画1 2013年近日点通過時に消滅したアイソン彗星(C/20212 S1) SOHO LASCO C3画像から

