2024/01/15~2024/01/17の三日間続けての観望と撮影です。月等も眺め撮影しましたがここでは人工天体の結果を記録。

ISSやスターリンクはアプリに依存しますが予想どおりに空の位置、時刻に遭遇でき、しかも分単位の観望や撮影なのでのんびりと楽しむよりはあっという間の出来事なので逃してはもったいないと撮影意欲が高まります。

三日間の撮影目標は以下のとおりです。今回は連日、空は晴れ、しかし薄い雲等、かつシーイングの悪さも影響して拡大撮影は不出来、結果として光跡画像が気に入りました。

1.2024/01/15 18:17 ISS
・月齢3.9に接近通過の光跡および最高高度72°の拡大撮影

2.2024/01/16 17:31 ISS
・プレアデス星団M45とヒアデス星団への接近通過の光跡および最高高度58°の拡大撮影

3.2024/01/17 スターリンクG6-37(2024/01/15打上げ23機)
・23機の人工衛星がペガスス座で地球の影に消える光跡

以下日付順に示します。

1.2024/01/15 18:17 ISS

画像1-1および画像1-2に光跡撮影、拡大撮影の結果を示します。画像1-1は月齢3.9の右側(西)に通過するISSを焦点距離135mmで捉えたものです。薄い雲を通しての撮影ですので光跡も暗く途切れそうになってしまいました。原映像ではISSはかなり暗くこのため動画表示はせず、明るさを強めた光跡画像のみにしました。下端から登場し上端までその間は約16秒でした。

画像1-2の拡大撮影もシーイングがかなりひどく一コマのみベストとして選んだ画像です。画像右に向かう姿です。最高高度72°通過直後に相当します。

画像1-1 月齢3.9とISS 2024/01/15 18:17:16~18:17:32 frameNo.1496_1989 EOS-M6 135mm

画像1-2 ISS拡大撮影 2024/01/15 18:19:05のフレーム COOLPIX P1000 ISO-800 f/8 3,000mm相当 1/500s/frame 4K

2.2024/01/16 17:31 ISS

画像2-1に光跡画像を示します。事前にISSの通過コースがM45およびヒアデス・アルデバランに近い事を確認していましたので、カメラはその方向に。但し、まだ空が少し明るく目では見えず捉えられたのはモニターを通してのアルデバランのみでした。すばるが上端ぎりぎりになってしまいましたが2Kサイズ画角でしたのでもう少し上に向ければ良かった。このような星座との組合せ画像も面白い。(比較明処理では通過前のすばる全体が写っている画像を含めています)

動画2-1はP1000による拡大撮影の映像です。センタリングして最高高度58°通過直後、南東から東北東に下る姿です。いつもならもっとクリアに撮れるはずですが前日に続いてシーイングの影響か。

画像2-1 すばるとヒアデスの間、中央を通過するISSの光跡 2024/01/16 17:31 EOS-M6 ISO-3200 35mm F/1.4 1/30s/frame 2K

動画2-1 ISS拡大撮影 2024/01/16 17:31 COOLPIX P1000 ISO-400 f/8 3,000mm相当 1/500s/frame 4K

3.2024/01/17 Starlink Train G6-37

2024/01/15 01:52(UT) 10:52(JST)に打上げられた23機の人工衛星の二日後の日本上空通過時の撮影。明るめの目標天体が無いのでポーラーメーターで向け、試写してペガスス座のマタルを目標に設定。焦点距離55mmで2K動画を撮影。

画像3-1に動画からStarlinkが写るフレームを取出し比較明処理したものです。恒星が見えていても直感的にどのくらいの空の広さにのかイメージが浮かばないのでシャッター速度とISO感度を変えた以外はそのままにして撮影した月をペーストしておきました。この元になった動画は動画3-1のとおりです(5倍速表示です)。

画像3-1 ペガスス座に突入して地球の影に消えるスターリンクStarlink G6-37 2024/01/17 18:26~18:28 2K動画から

動画3-1 ペガスス座に突入して地球の影に消えるスターリンクStarlink G6-37 2024/01/17 18:26~18:28 2K動画(5倍速)拡大すると見える

15日、16日は強風下でとても寒く、それでも撮りたくなるものです。17日はなんと暖かった日かと思う程で月、木星も楽しみました。日毎に日の入りが遅くなるのを感じるこの頃です。