Seestarにより夕方は月齢15.1のタイムラプス撮影を、また22:30過ぎにはメニュー「実験的な機能」の一つ、露光時間を20秒間露光に変更して馬頭星雲およびオリオン大星雲を試写。気軽に天体撮影を楽しむ例になりました。

1. 月齢15.1のタイムラプス

月齢15.1に向けて2秒間隔で10分間のラプス撮影。当日はシーイングがひどく月周辺がユラユラしていました。結果を動画1に示します。撮影は地上景色モードにして実行。月は6分程度で写野から外れましたが、そのまま10分間、300枚を撮影。標準の再生速度ですので10秒間の動画になります。月の周辺が待機の揺らぎによりユラユラしているのがわかります。それにしてもSeestarは月が見えなくなっても長時間、光を拾い続け中々暗くなりませんでした。

動画1 月齢15.1のタイムラプス撮影 Seestar 2023/11/28夕方

2. 馬頭星雲IC434およびオリオン大星雲M42

22:30~23:30頃までSeestarにお任せ、事前にDBフィルター選択オプションをon。画像1に撮影結果を示します。馬頭星雲はモニターで二枚目から薄っすらと見え確認できましたので、そのまま離れて別行動、戻って画面を見たら写っているではないかと、それに撮った画像より馬が目立つこと。光害都市環境下でこれほど写るとは思いもしませんでした。画像は粗いのですが良く表現できるものだと感心。

オリオン大星雲も今まで撮ってきた画像よりも良く写っていると思いました。あまりの手軽さ、うれしい限りです。

画像1 馬頭星雲IC434およびオリオン大星雲M42 2023/11/28 22:30~23:30