当日(2023/11/22)はStarlink G7-7を一眼APS-C EOS M6で撮影した後(No.1246)、カメラをP1000に替え、月と土星を眺めながら撮影を試みました。木星も見えていたのですが確か大赤斑もない木星は解像度から面白くないのでパス。以下は未整理で残っていた撮影データをまとめたものです。なお、シーイングは大気による画像の揺れも小さく良い方でした。

1. 土星

最初に土星を画像1に示します。4K動画の1ファイルしか撮っていません。その代わり滅多にない2分間の撮影にしました。微動雲台に載せただけでしたので3,000mm相当の焦点距離で撮ろうとも思いましたが、やはりその3.6倍の方がモニターでも見易いのでいつもの撮影になりました。但し、微動雲台だけですので10秒も過ぎれば画角中心から大きく外れそうになりますので、一時停止を利用しながら10回以上でしょうか手動で追跡しました。画像1の画像はPIPP処理で3,600フレームを取出し、なんと2%の利用率の画像にしました。それでもP1000の解像度の限界から望遠鏡のような画像で見えるリングの分離は浮かびませんでした。経験からもっとシーイングが良いと分解しなくても隙間があるらしい画像にはなります。

土星はNo.1060「土星の環の見どころ-2025年の環の消失」の図2に示したように今年としてリングが幅広く見える時期でクッキリと見えました。それによれば土星の環はこれから来年夏にかけてどんどん細くなっていくので面白そう、もっと細くなり見えなくなるのは2025年です。

画像1 土星 2023/11/22 18:22 COOLPIX P1000 ISO-125 3,000×3.6mm相当 1/30秒/Frame 4K動画 PIPP+AS!3で処理 5倍に拡大

2. 月齢9.0を月面散歩

時々、月面散歩します。特にユラユラせず見える日は最高です。画像2に観察した位置をまとめて示します。元々の画像は7,500×7,500ですがサイズを縮小し表示しています。

観察①はアペニン山脈、アポロ15号着地点を狙ったもの。②はいつも撮っているプラトー・クレーター、アルプス谷。プラトーは周辺クレーター内に影が見えていますが、山々の様子を想像すると面白い。先日Ray現象もあり、そんな点に注意するようになると楽しくなります。③は好きなフンボルト海、見えていて良かった。④はコペルニクス、夜が明けたばかりでクッキリとしていました。左上には”N”も見えています。⑤は昼間のマギヌスはどんな顔かと覗きましたが、魔女の面影も感じられません。Ray現象の面白さは貴重です。⑥は直線の壁、彫りが浅く見えますがそれとわかりますね。たったの10分近くの散歩というよりジョギングか、楽しい夕空の月でした。また撮りたい。

画像2 月齢9.0の散歩 2023/11/22 18:03~18:14 COOLPIX p1000 月全体は2,000mm相当、他は3,000mm×4倍 シャッター速度は適宜調整