今日はやっと晴れたけれど、青空と言うよりは雲が多く白空。閉じこもり生活継続。

写真再整理。

3年以上前に三脚と一眼レフで彗星を追いかけたことがある。2013年の春にパンスターズ彗星(ID:C/2011 L4)、晩秋にアイソン彗星(ID:C/2012 S1)。それと2015年のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)。観察時期は後述のとおり。

双眼鏡で「もやもや」に見えたが目視では識別できず。このため、カメラの方向を定めるのに苦労し、方位高度だけを頼りにシャッターを連発した。慣れてくると成功例が参考になり方向ズレの誤差が小さく抑えられたように記憶。

画像調整ソフト(明度、コントラスト、色相調整)のおかげで彗星が浮かび上がった。お気軽モードで撮った写真例として載せておきます。明るく輝いて、尾が何となく、もやっとしているのが彗星です。ラブジョイは尾が短くエメラルドグリーン。

1.パンスターズ彗星 EOS5D MarkII ISO=800 Av=4.5 Tv=4.5s L=104mm 2013/3/16 18:34

2.アイソン彗星 EOSKissX2 ISO=1600 L=100mm Av=5.0 Tv=10s 2013/11/16 5:45

3.アイソン彗星 EOSKissX2 ISO=400 L=100mm Av=5.6 Tv=15s 2013/11/20 4:57

4.パンスターズ彗星とアイソン彗星

5.ラブジョイ彗星 EOSKissX2 ISO=1600 L=119mm Av=5.6 Tv=8s 2015/1/12 18:32

参考ですがアイソン彗星が消滅した時の太陽観測衛星SOHOのデータを以下のアニメGIFで。引用元は以下のとおりです。アイソンが太陽に近づき過ぎて蒸発、破壊してしまったと言われています。でも廻り込んで粉々になっても彗星の意地を示して輝やこうとしていたように思えました、もっと明るくなると予想されていましたので残念でした。見習わないと。

http://sohowww.nascom.nasa.gov/

http://www.nasa.gov/content/goddard/comet-ison-may-have-survived/#.V-c8M49OKfA

06_isonc32013_12_1anime

静止画像を以下に示します。これらは全てNASAの公開データです。

今までの彗星撮影。

パンスターズ 2013/03 (識別番号 : C/2011 L4) ← 初めて撮影。

アイソン 2013/11        (識別番号 : C/2012 S1) ← 明るさが期待されていましたが。

ラブジョイ2013/12     (識別番号 : C/2013 R1) ← 写真は荒いので省略。

ラブジョイ2015/01     (識別番号 : C/2014 Q2)   ← エメラルドグリーンがきれいでした。