撮ろうと思いましたが、CSS通過時刻に運の無さから雲に遮られてしまいました。撮影枚数全体または雲間を通してCSSが写っている画像のみを選択しても途中で彗星が雲に隠れてしまい、完全なCSSの軌跡と彗星は表現できませんでした。いつもの人工衛星撮影と異なって15°程度の低高度の撮影です。

それでも雲が写っていてもCSSと彗星の両方が写っている画像を表現するためにCSSが通過する前から撮り始めた画像と彗星が写っている画像13枚を使用して編集しました。

画像1にCSSと彗星の光跡を示します。元の画像はこのような青空ではなく全体が灰色っぽいような写りです。撮影条件はいつもと異なり画像全体が白っぽくなるのを承知で、かなり明るく撮りました。その画像を編集時逆に明るさを抑えてコントラストを強くすると小さな青く光る彗星が浮かび上がりました。雲が写っている大半の部分をカットして比較明処理したものです。CSSは2枚のみしか写っていません。CSSの写りを優先すると彗星の方が雲で消えてしまいます。

画像1の13枚の画像の一枚から彗星の写っている部分を切り取った写真が画像2です。上記の処理で自然に昼間のように青っぽくなってしまいましたが、それでも彗星がさらに恒星と比べても青く写っているのが見えます。良かった、記録です。

拡大撮影は画像1のように空の上は雲のみで、結果としてCSSが見え始めたのは天頂近くです、しかし、天頂付近で地球の影に入ってしまい、10秒間程度の撮影では成果なしでした。こちらは残念。

画像1 CSS通過(一部)およびポン・ブルック彗星 EOS-M6 ISO-100 F1.4 55mm 8秒+2秒インターバル 2024/03/09 19:00~19:02

画像2 ポン・ブルック彗星が写っている部分の拡大(画像1の中から使用した一枚を選択編集)