No.1238 かに星雲（M1）と馬頭星雲（IC434）Seestarによる

昨日から日付が変わった今日午前深夜にかけて「かに星雲」とオリオン座にある「馬頭星雲」をSeestarで撮影。今回の撮影中の過程を見ていると雲に遮られ、星が写らないため、また星が流れてしまったため捨て去られる枚数が多かったように思います。

「かに星雲」は3回目の撮影、「馬頭星雲」はSeestarでは初めての撮影。途中その場を離れ、関係ない事をしていました。全てSeestarにお任せです。

画像1にかに星雲、画像2に馬頭星雲を示します。部屋から窓を開けての撮影で、家の近くに防犯外灯があり暗い天体を撮るには最悪ですが記録です。別室ではAndroid Padで全画面表示で時々撮影状況を確認していました。編集ではどちらも明るく写ってしまったバックグランド箇所はカットしました。像を浮かび上がらせるため、その分、画像は粗くなってしまいました。

画像2の馬頭星雲に関してだいぶ前にも撮ったことがありましたが（例：No.121）、光害下／都会では無理とあきらめていた対象天体です。これ以降、フィルターによっては撮れると一時話題にはなりましたが撮ったことはありませんでした。

ところがSeestarでは馬頭像が現れています。もう少し暗い所で撮ればもう少しクッキリとするのでしょう。

今回の天体は元々暗いのですが、そうでない場合であっても直接の光を見ず、天体導入や撮影条件の苦労も知らずにスマホ一台で当たり前のように撮れてしまうことに、これで良いのかと驚きを感じます（今回撮影途中にお風呂に入ったりとこのようなことは考えられませんでしたので）。この先、どのように進歩、楽しませてくれるのか期待一杯です。