No.1568に記載したように2026/01/18 18:09 UT (=01/19 03:09 JST)に発生したフレア爆発X1.9によるCME*の地球への影響が気になりましたのでメモしておきます。(*Coronal Mass Ejection:コロナ質量放出)
太陽フレア爆発の地球への影響としてオーロラでその到来を目撃できますが、SOHO太陽探査機による観測画像からも間接的に知ることができます。プラズマ、高エネルギー粒子の放射線がLASCO検出器に当たると C2、C3画像に真っ白な明るい線や点として現れます。オーロラは美しさに魅せられますが、C2、C3の画像を見ていると嵐のように乱れた画像は危険シグナルのように感じてとれてしまいます。
今回の太陽フレア爆発からSOHOにCMEが届く様子を動画作成ページから求め、それを動画1に示します。右がC3画像、左がC2画像です。また、CMEの影響を受けた画像とそれを過ぎた通常時の画像を比較として画像1にスライダー表示で示しました。矢印マークを左右に動かせばその変化が見られます。なお、右のC3画像には金星、火星、水星が写っています。
太陽爆発は2026/01/19 03:09 JST(1/18 18:09 UT)でしたが、SOHOの画像からその到着は動画1および画像1で見るとおおよそ2026/01/19 19:00 UT、約25時間で到達しました。
太陽からの距離を1億5千万kmとすると、平均速度は150,000,000km/(25hrs×3,600sec)≒1667km/sになりました。約4分で月まで到達するスピード。光の速さに比べると思ったより遅いがその程度だそうです。なお、SOHOは地球から150万km離れていますが地球への到達は距離から15分程度遅くなると考えられますが大差はないのでしょう。
動画1 太陽フレア発生時の画像変化 2026/01/18~2026/01/19 SOHO LASCO C2およびC3


画像1 SOHO太陽フレア爆発CME到着時および直後のコロナ画像の変化(2026/01/18 )