No.1346のNGC6992に続いてベール星雲西側のNGC6960に向けました。この星雲に関してAstroArtsのギャラリーで”網状星雲”と検索すると全体像から拡大像まで確認できます。それも500枚以上で多数の方が撮られています。
超新星の爆発残骸ですのでその広がりは円弧ベール状の姿を見せています。全体像の視直径は月の5~6倍ですのでSeestarの画角には納まりません。Seestarの写野内では月一個分程度です。NGC6992は東側の星雲です。
NGC6960はステラナビゲータ12によれば網状星雲 魔女のほうき星雲とも呼ばれ、光度は 9.0等 視直径 70.00’と表示されます。
画像1にSeestarにより撮影した10秒間×191枚のFTS画像をSirilで処理し、その結果を示します。明るい空の中ですが暗めで粗さが目立つもののカラフルに表現されています。もっと広角で丸く全体像の中で東西の星雲の姿を撮ってみたい。
画像1 NGC6960 網状星雲(魔女のほうき星雲) 西側ベール星雲 Seestar 10秒×191枚 Sirilスタック、明度、コントラスト調整 2024/07/23