昨日は出かけ先の高層マンションの部屋から富士山に太陽光による影が見えていることに気が付きました。推定数十メートルの高さで部屋からの眺めは遮るものもなく、空も雲一つ無い好条件、南東から北西にかけて広範囲に見渡せました。ダイヤモンド富士のタイミングの日であったとは言え、まったく意識せずその時点でそうだったのかと知った次第です。

気が付いた時は既に日の入り、太陽光による明るさの残る位置は富士山の右下。太陽が山頂付近をどのように通過したか、また当日前後の様子、それに次回のタイミングを確かめようとシミュレーター”カシミール3D“で解析しました。結果を以下に示します。場所は東京都内で、高さ30mの位置から135mmレンズのカメラで富士山に向けて撮影したと仮定しました。

なお、実際の撮影画像は無く、一般的な情報データでもありませんが、このようなシミュレーションでダイヤモンド富士の予想情報が得られる例として再度載せておくことにしました。(追記:ダイヤモンド富士は観察場所-富士山-太陽が一直線に並ぶ時に実現します。本記事中では東京都内としていますが画像3に示すように赤いライン上にある場所であれば同じように見えます。カシミール3Dは任意の場所を設定できます。なお、線引きには国土地理院のマップを使用しています)

最初に同場所における次回のダイヤモンド富士の成立日時を画像1に示します。年2回チャンスがありますが、今回がその一回でしたが次のチャンスはパラメータサーベイしたところ画像に示しているように2024/10/30 16:35です。同日の16:30~16:40までの太陽の位置を示しています。

この時は富士山頂の中央に位置する太陽で理想的な現象になります。16:35時点では太陽の下が隠れる程度ですので日没直前とは言えまだ強烈な明るさと考えられますので裸眼の観察は危険です。

次に昨日2月12日の現象がダイヤモンド富士として最適だったかどうか確認しました。画像2の結果に示すように2/11か2/12が最適だったようです。撮影せず(できず)残念。

再度、撮影はかないませんでしたが、目で見た記憶に残る場面に合致するシミュレーション画像が得られたとして留めておきます。

画像1 2024年秋のダイアモンド富士の予想(都内の一つの場所から) カシミール3Dによるシミュレーション画像

画像2 2024年2月のダイアモンド富士の予想(都内の一つの場所から) カシミール3Dによるシミュレーション画像

画像3 本文中画像1および画像2で見られるダイヤモンド富士は赤い線の場所からの例 計算では任意の場所で求められます