今週は8月17日にCSS通過、18日にはStarlink G6-9が見られるとの予想でしたのでどちらも撮影に臨みました。Starlinkの方は8月11日に打上げられ既に軌道が広がりばらついていましたが、撮っておきたいと思いました。
ここでは前記CSSの通過時の拡大撮影と光跡撮影を示します。なお、Heavens-Above(HA)で通過情報を確認しようとしましたがサイト不具合で、StellaNavi 12を頼りにしました。HAは8/19現在復活は確認されていません。
1. CSSの拡大撮影
まず、動画とその中からベストなフレームを取出し、それぞれ動画1および画像1に示します。明るさが-2等級程度とISSよりも少し暗いと思いましたので撮影条件をISO-800 f/8 3,000mm相当 1/320s/frameの4K動画撮影で対応しました。しかし、かなり明るく、高度が最大時にはISS並みの明るさになっていたように思い、少しシャッター速度が露出過多にも思えてしまいました。また、当時は月も見えず、ピント合わせもいつも目標にしているモニター画面に印しているラインにあっていることを確認したのみでした。太陽電池パネルはわかりますが中央の構造体は良くわかりません。
画像1 CSS拡大撮影 2023/08/17 19:51 COOLPIX P1000 ISO-800 f/8 3,000mm相当 1/320s/frame 4K動画から
動画1 CSS拡大撮影 2023/08/17 19:49~ COOLPIX P1000 ISO-800 f/8 3,000mm相当 1/320s/frame 4k動画撮影から
2. CSS光跡撮影
画像2にCSSの光跡を示します。上が北、右が西です。少しインターバルが長く取ってしまいました。ステラナビゲータ12による星空マップを重ねても示しておきます。右上から登場し、左の東の空に地球の影に入って消えました。
画像2 CSS光跡 2023/08/17 19:47~19:51 EOS-M6 ISO-400 7.5mm(12mm相当)8秒 21枚の比較明処理画像