久しぶりにひまわり8号による月を見たくなりましたので、2020年8月の一か月間に捉えられた月の画像を抽出しました。すべて画像は「情報通信研究機構(NICT)」のひまわり8号の衛星画像によります。8月中に見えた5枚の画像を比較明処理で一枚にしています。なお地球の画像は2020/08/24 12:00のものにしています、台風8号が見えています。
(月)
元の画像では月がかなり暗く写っていますので、明るさ、コントラストを強烈に補正しています。これらの他2020/08/21の月齢1.5も確認しましたが暗すぎますので含めていません。
(火星)
現在ひまわり8号で地球の背後に見えるのは月以外に火星、海王星です。火星だけは写っているだろうと予想してゲーム感覚で探し出しました。例として2020/08/13 15:10の地球全体画像から火星の部分を切り出し、かつ、拡大した画像を以下に示します。判別しにくいですが中央に雲の下にやや黒く日本列島が見えています。(そのままの画像では火星は見えません、あまりに小さいので無理です。しかし、強烈に画像調整すると見えます。火星はピクセル単位でしかも赤、青、緑の可視光になってしまいます。ノイズではありません、このような画像はNo.551で経験済みです。)