(追記:2022/03/21)まさかと思いましたが5年以上経過して下記シグマレンズで天体写真の撮影例を目にしましたので参考に。現在も定価200万円以上のようで、重さも相変わらずのようです、赤道儀に載せて試写なんてレベルが違います。記事懐かしくもあり楽しめました。
KAGAYAさん 2020/12/30投稿 「15kgの巨大望遠レンズで天体写真を撮ってみた」 KAGAYA|note
(その1)出会う前に
一眼レフデジタルカメラしか所有していないし、望遠鏡無しで天体写真を撮るレンズを調べた。これで撮るのか、と思った。ほんと。見よ、このデカさ! 通称「マグロ」と呼ばれる定価250万の超望遠ズームレンズ、「APO 200-500mm F2.8 /400-1000mmF5.6EXDG」です。引用元リンク先Referenceは写真の下に書いてあります。SIGMAレンズです。でもいくらモリモリの筋肉・強い体でも無理と思って見合わせました(うそです、とても軟い人間)。最近はもっと小さいレンズになっている。それにしても片手で持って撮っている所を見たい、腕ブルブルだったりして。
http://degione.com/archives/18424 → リンク先は既に削除されています。2022/03/21確認
http://www.sigma-photo.co.jp/news/080201_200_500_28_ex_dg.htm URL変更下記リンク先参考2022/3/21確認
http://www.sigma-photo.co.jp/lens/tele/200_500_28/ URL変更最新は下記リンク先 → https://www.sigma-global.com/jp/lenses/200_500_28/
(その2)出会い
一眼レフデジタルカメラでは実現が困難と思われる高倍率のコンデジの存在を知った。重たそうな望遠鏡を設置、または運んでまでは考えていない。本体と三脚程度で気軽に撮れる望遠鏡代わりのカメラが無いものかと思っていた。
そこで量販店で今までは通り過ぎていたコンデジカメラコーナーに立ち止まり眺めていると一眼レフのようなカメラボディが目に入った、CoolPix P900。
http://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/p900/
http://www.nikon-image.com/products/compact/common2/pdf/coolpix_ul.pdf リンク先は削除されています
店員はこれをバケモノカメラと表現した。常識を超えるような超望遠カメラと言う意味。対比品としてCanonのPowerShot SX60 HSで倍率65倍、1365mm。これに対しCoolPix P900は倍率83倍、2000mm、電子ズームで4000mmさらに2倍にして8000mmと書いてある。ウソでしょ、と思った。パンフレットに月の写真、これで決まった。
しかし、在庫なし。なかなか入荷されず、一か月間してやっと手にした。購入価格は74,210 円。現在もすごいカメラだと思う。担ぐ必要もなく、三脚に載せるだけで、場合によっては手持ちで撮れる場合もある。手にしてから1年を経過したがこれを凌ぐ倍率、焦点距離のカメラとはまだ遭遇していない。CoolPix P900のISSを撮る時の姿を貼り付けておきます。