随分と高度が低い月でした、20°。ボックス状のSeestarを部屋に置き、窓を開けて導入。Seestarは見えない天体の導入にかかる時間、精度は素晴らしいと感じますが、見える天体の導入は逆に遅いと感じます。

画面上の下側にちらっと月が写野に入ったのに通過してしまいました。Seestarの動きを見ていて、戻れば良いのにと、辺りを探していましたが見つけられないようでした。この導入時の症状は太陽の場合もそうなることがありますね。その点ではP1000等による手による導入の方がかなり早い。広角にできるため即導入、ズームで一挙に2,000mm相当まで持っていけます(当然のことです)。

やり直して導入、撮影開始。画像1に月齢5.6を示します。月の南北の回転補正していません。フンボルト海が月面右上リム部に小さく、アトラス等も目立ちます。

月面Xまではまだ早すぎる月齢、明後日になりそう。

画像1 月齢5.6 2023/10/20 17:57 Seestar S50 MP4ファイルからAS!3でスタック、RS6でWavelet変換