No.179 コンポジットの世界

2017年3月12日 - Less than a minute read

ダイヤモンド富士を撮りました、ご覧になってください。と言われて...、

何か変と思われたのなら当たっています。それでは次の2枚の写真はいかがでしょう。

そうなんです、この2枚の写真をコンポジット合成し、トリミングしたものが最初の写真です。太陽が富士山頂に接する様子をはっきりと表現することができます。この2枚のみで合成処理した例をアニメGIFにすると下記のようになります。冒頭の写真はちょうど半々の光、色の強さを採用したものでした。

3枚並べると次のとおりです。

このコンポジットは天体写真の場合、かなり利用されています。この処理のおかげで宇宙・天文学がさらに発展していることは良く知られていることです。

一般のスナップ写真でも利用が図られています、特に今回のようなダイヤモンド富士と景色を同時に表現したい場合はとても有効です。三脚でカメラを固定して画角を変えず撮影し続け、ダイヤモンド状態とは別に太陽が写っていない景色のみを撮れば処理も簡単、写真精度の高い合成写真ができます。今回は三脚で撮影していますが、レンズによるゴースト、フレアを避けるために途中で画角を変えてしまいましたので重ね合わせの精度がいま一つです、現実に最初の写真は富士山右下の建物がタブって見えています。丁寧にやればわからなくなるほどになります。

天体写真は常識なのでほとんどの方が当然と思われていても一般の写真では合成と言う言葉を嫌う方は少なくないと思います。自然を人工的に変えているとか、偽物の印象になるからでしょうか、でも人工的にウソを作っているものではなくて、見易く、クッキリとさせているだけで、真実をもっと明確化しているとも思えます。天体写真の動画や、暗い天体、これらは合成コンポジットなしではきれいな写真は生まれません。もちろん、一枚写真の場合で、すごいの撮られたと感じることには変りがありません。

合成には加算平均、加重平均、加算、比較明、比較暗処理といろいろあります。3/8の写真も合成してみよっと。

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