昨日は出かけ先からの帰り金星が明るく輝いているのを見ながら帰宅。着替えもせず部屋から隣家屋根の上に金星がまだ見えていましたので三脚にBENRO POLARISとCOOLPIX P1000を載せて相互に近づいた金星とプレアデス星団M45を眺めながら楽しみました。

画像1は10枚の静止画を選んで比較明処理した結果です。スタックすると明るいわずかな星の数になってしまいましたのでそのようにしました。焦点距離200mmでしたので金星とすばるの位置がわかれば良しと。両天体は今回4月11日に最も近づきます、晴れればその変化の様子も見たい。明るくてきれいですので。

この後、金星が屋根で隠されてしまいそうでしたが、まだ間に合いそうと3,000mm×3.6倍の焦点距離で90秒間4K動画撮影を試みました。2分後には屋根の瓦でしょうか、その背後に消えてしまいました。その4K動画からPIPP前処理しAutoStakkert!3でスタックした金星を画像2に示します。金星は原画から4倍に拡大編集し、北を上にして表示。金星表面が何となく均一な明るさではないように思いました。解像度の見劣りではないように思いますが、最近の望遠鏡の写真の公開例があれば比較してみたい。

画像1 金星とすばる(M45)の接近 2023/04/09 18:56 COOLPIX P1000 ISO-400 f/8 200mm 4秒 10枚の静止画をSiriusComp64で比較明処理

画像2 金星 2023/04/09 19:00 COOLPIX P1000 ISO-125 f/8 3,000mm×3.6倍 1/1000s/frame 90秒間4K動画のスタック