月面XとLOVE(No.821)の撮影後、木星と土星に注目。とても撮影しやすいように並んでくれました。以下は撮ったままの原画(4K動画からのAutoStakkert!3によるスタック画像)です。
下半分の画像では木星の左上隅に薄っすらとカリスト、木星本体の左上輪郭部分にぎりぎりイオ、右斜め下にガニメデが見えています。エウロパは木星の裏、掩蔽により隠れています。
上半分の画像では土星が暗すぎますので明度補正し、これと木星、土星を最大倍率で撮影した結果を組みあわて以下に示します。この時刻では大赤斑が下周辺部にあるのですが、もやっと見えているようにも思えます。
望遠拡大撮影では同一画面内で2惑星を同時に、しかも形、姿として捉えるとんでもないチャンスを楽しめました。
以下は焦点距離50mmの標準的な画像を示します。たまたま建物に会社名が目立つ写真ですが撮ったのはK-70ではなくてCOOLPIX P1000です(関係ない話でした)。中央に光る点が木星(土星は木星に比べて暗いので見えていません?)。肉眼では乱視のためか、木星の右横に土星が見えたように思いましたが勘違いです。8倍の双眼鏡で見ると木星の横に土星が並んで見えていました。焦点距離を長くして撮った画像を整理しました。もっと明るく写るようにすれば良かったのですが、この例では100mm以上で徐々に分離して見えます。