No.768の木星画像の追加です。そろそろ木星も土星も今年の見納めになりつつ、また来年の夏に会いましょう(真夜中、早朝であればその限りではありません)。
最初に動画を3種類。原動画、明度調整(木星のみコントラストを上げて暗く)およびノイズ除去の映像です。小さいですのでフルスクリーンサイズで大きくしてみるとそれなりに。大赤斑が赤く見えています。最初の2ファイルはガリレオ衛星の内、3衛星(木星の左側斜め上にエウロパ、右斜め下木星近くにイオ、その斜め延長線上右端にガニメデ、カリストは写野外です)も見えています(明るいモニターでないと見えないかもしれません)。
ソフト群はPIPP、RegiStax5(Ver.6より使いやすい所もありますので)、TopazDeNoiseAI、PaintShopPro2021およぴDigital Photo Professional 4を利用しました。
動画1 原動画 10秒間を切り出して、木星、衛星部分の領域にクロップ、4Kからサイズ縮小
動画2 木星本体のみコントラスト、明度を調整、衛星はそのまま(モニターが暗いと見えません)
動画3 動画2をTopazDenoiseAIで処理後、動画再作成(衛星は見えなくなってしまいましたが載せました)
DeNoiseしたので荒れたような映像が少しなめらかになっています。使い方によってはメリット大です。
原動画(4Kサイズのまま)からPIPP → RegiStax5(6は使用しませんでした)でスタック処理し、PaintShopPro2021で少しレタッチ。
画像1 2020/10/20 20:0418:04の4K動画(16秒間録画)から。大赤斑がほぼ中央
10分後の4K動画から上記画像と2枚でアニメGIF。10分でも大赤斑は自転により少し右に移動しています
画像2 20:0418:04と20:1418:14の画像
画像1のホワイトバランスを調整しました。