最近、撮影せず器具をいじっては撮影時のイメージを想像しているだけなのですがそれはそれで楽しいものです。(ここではビクセンの極軸微動雲台をポラリエUを載せられるようにした経緯を記述しましたが、後日、極軸望遠鏡がビクセンから戻ってきましたので楽な姿勢で極軸合わせを取り組む方法としてアングルファインダーを利用し少し細工してみました。これについてはNo.683に追記しました…..2020/03/19記述)
テレスコ工作工房様からVixen 新型ポータブル赤道儀 ポラリエU+PCBU-EQセットを購入しました。同時にVixenポラリエ極軸望遠鏡PF-LIIのアダプターの取外しサービスを依頼し極望アームPUを量販店で購入してきました。これでポラリエU新製品を普通に使えるようにはなったと思います。
ところでCP+ 2020(カメラと写真映像の博覧会)ではポラリエUの出品は間違いないと思っていたのですが(去年のCP+ 2019では開発段階の出品でした)、新型コロナウィルスのため開催が中止となりました。とても残念ですが、感染リスクのある限り仕方がありません。次回を楽しみにします。
製品がそろいましたので、星雲でも撮るつもりで三脚の上に組み立ててみました。その外観が次の写真です。
・三脚 ベルボンVelbon UTC-63 [カーボン三脚]
・クランプベース50mm×30mm&プレート70mm x 38mm
・ビクセン Vixen極軸微動雲台
・レベラー機能付きパノラマ雲台
・ビクセンVixen望遠鏡A62SS鏡筒
・ファインダーAstroStreet 50mm
・31.7→42Tアダプター
・T-Ring EOS用(N)
・EOS M3ボディ
(Vixenの極軸微動雲台の利用)
上記器具の中でそのまますっきりと使用できなかったのがビクセン Vixen極軸微動雲台。この雲台はポラリエ(旧ポラリエと呼ぶ)専用に作られていて、上面は載せられる旧ポラリエ本体の底面の形状に合わせて作られているために形状が変わってしまったポラリエUは嵌まりません。ポラリエU側の底の三脚台座のカメラネジ穴部に極軸微動雲台のベース部品であるコマを嵌めてもそれを固定する極軸微動雲台の上面ベースのフレームが高く段差があるためしっかりと固定できません。
せっかく使い慣れてきたのにと悩んでいたところ、50mm×30mmクランプ(ここでは工作工房のTK-ALZM Jrと一緒に購入した時の部品)がちょうど幅30mmで極軸微動雲台の上面ベースのフレーム枠30mmと同じ寸法であることに気が付きました。しかし、それでもまだ大きすぎて、測ったところクランプ側が25mmであればその段差を避けしっかりと固定できることがわかりました。25mmクランプはネットで購入できますが少し高い。このためこの30mmクランプをそのまま使用することにして25mm幅の平坦になるようにやすりで面取りをすることにしました。その結果、しっかりと嵌められ固定できました。アルミニウムなのでやわらかいので簡単に研げます。但し、表面処理されていた黒色がはがされて金属色になってしまいます。
その他は、カメラがEOSKissX7iからEOS M3に変わったぐらいで、先日撮影した組合せと同じです。
モバイルバッテリのUSB端子がミニUSBからTypeCのUSBに変わったので変換端子を用意して正常に動くことを確認しました。これで次回の機会には撮影したいと思います。