今年一番の空の美しさ、キレイさだったように思います。雲なし、大気の揺らぎ無し、風も無し、じゃまするものなしでした。カメラ一本と三脚だけ、これだけで楽しめました。表紙の写真はその成果です。一つだけもったいないことをしたのは月面Xの時間帯に入る直前で切り上げてしまったこと。

(天体写真:表紙に使用)

(オリオン座)

久しぶりにタイムラプスモードで遊んでみようと10分間ですけれど。写真は以下のとおり。ついでにお試しにバルブ撮影も(写真は省略)。この両方の撮影を通して思い出してしまいました。ノイズリダクション(P1000ではノイズ低減フィルター。機能設定無しにできない)。やはりシャッタースピードが数十秒以上になるとノイズリダクション無しの選択は必要か、待つのがもったいないです。COOLPIX P950の所にも書いておきます。ISO-1600以下が1分間の露光が可能になったように読み取れましたが、シャッターを切ったのち、撮影終了後に同じシャッタースピードの時間を待つのは苦痛です(カメラ内で時間を要すとマニュアルには書いてありますが、ノイズ低減処理とは書いていません。症状が一眼デジタルカメラで経験していることからの個人的な類推です)。一枚の写真を得るのに倍の時間がかかります。

(金星)

写真上段は撮影時間帯のシミュレーション画像です。大きさは任意。最下段はISO-100 3000mm×4倍デジタルズーム f/8 1/1600sと1/2000sです。2段目、3段目はAutoStakkert!3で動画は利用率50%、静止画は100%で処理。だいぶ月のように欠けてきました。表紙の金星の写真は動画1/2000sを拡大処理したものです。

(月齢7.5)

COOLPIX P1000の天体望遠鏡カメラとして生かせる写真になっていると思います。一枚静止画もキレイに撮れて載せたいぐらいですがここでは動画のものにしました。ただ、月面Xを撮ろうと思いましたが、時間が少し早すぎたようです。それでも19:00過ぎに再度月に向ければ良かったのですが撮り忘れてしまいました。月面の文字探し遊びは以前にも数回、写真を撮っては載せていますので、またの機会に。それにしてもこの月齢時期はクレーターが目立つので撮り甲斐があります。自己満足ですね。