今回はかなり低い高度(20°近く)からISSが見え始め、天頂まで昇りつめると、しばらくして地球の影に入り消えました。最初の一枚の撮影時刻が17:55:36秒(写真には含めていません)ですから添付した地上軌跡の図から九州、四国の太平洋沖南西の方角から見え始めたことになります。
撮影はISO-400で1/800秒にしたのですが、もう少しシャッタースピードを遅くしても良かったか。ISO-400の撮影では2019/10/09のNo.618とNo.620の写真がありますが、これらの方がクリアだったように見えます。
今回の写真では左から3枚までが天頂に向かっている姿、以後、体を左方向(南東)に90°程度回転して撮影していますのでISSの姿も変わっています。天頂近くの方がボケ気味です。ピントの甘さもありますが空の大気のせいにしたい。
写真:2019/11/21 17:57~17:58 COOLPIX P1000 ISO-400 f/8 3000mm相当 1/800sで撮影した5枚を一枚に。拡大して明るさ等調整しています。
JAXAによる当日の飛行コース 黄色の線までが明るく見えることを示しています。
ステラナビゲータ11によるISS光跡シミュレーション:中央が南です。この図でビルの高さを越えた近辺の高度から目視観察できました。とても明るい。HTV-8(コウノトリ)は既にISSから切り離され、大気中で燃え尽きましたね。