自分の名前だけをARTEMIS IIに搭乗させてもらっているのでその気分に浸りながら公開されたオリオン宇宙船から月の裏側を確認。画像1にその一例を示します。NASAで公開された画像です。原画像(トリミングしています)と地名を付記した画像の二枚をスライダー表示にしていますので矢印ボタンをマウスで左右に動かしてご覧ください。


画像1 ARTEMIS II Orionからの月面裏側の画像(2026/04/06) NASAによる
月の表裏半々の画像でしょうか地球からは見られない画像です。グリーンの×印が月の地図上の中心(このあたりと手書き)。
白い文字は地球から良く見える代表的なクレーター等、アリスタルコスは明るくチョークの白さにも見えてしまう明るいクレーターで目立ちます。
黄色文字は地球から見ると月の縁に近い位置のクレーターで月の首振り運動(秤動)でそれぞれその部分が見やすくなったりもします。リッチオリは月面文字”A”が見える場所ともほぼ一致しています。
オリオン宇宙船から見たすごいのは赤文字で示した月のほぼ裏側になってしまうオリエンタル海です。オリエンタルという名前ですので地球から見る時の月の東端(月を真正面に見た場合左端)の方向に位置しています。月探査機の画像では多数見られていますが、直接人間の手で撮られた写真に意味がありすごいと感じます。
さて、ここで、オリエンタル海は月の秤動で真正面に向いた月(顔)を基準にすると右(西側)でかつ上(北側)に向くとその反対側に端っこの部分が見える時があります。本ブログでも見えないのに見えたように触れた?記事があります。それよりももっと注目されるオリエンタル海に絞ったクリアな画像が見られるページがあります。「月世界への招待」で、これは素晴らしい画像ばかり、ぜひご覧ください。
このような画像を望遠鏡で眺め撮ろうとすると上記秤動が大きな時が有利なのですが、もっと肝心なのは月の東側が見えなくてはなりません。満月を過ぎてから新月までに該当しないと見えません。天文年鑑2026(114、115ページ)の秤動、ステラナビゲータ12およびステラリウムで画像シミュレーターでそのタイミングを調べたところ、2026/05/12、2026/06/11をピックアップできました。簡単に調べた結果ですが大きなずれは無いと思いますが、念のため再確認すると良いと思います。後日もっと良い時期がありましたらここに書き加えます。
その秤動との組み合わせ時の画像をステラリウムで描いてみました。画像2に示します。少しだけの縁程度が見える程度のものになってしまいますが、見えること、見ることに意味があります。残念ながら月齢がかなり進んだ時になってしまいますので午前3時。それでも起きて眺め、撮ってみるのはオリオン宇宙船から見た大きなオリエンタル海と共に記憶に残り楽しめるはずです。
画像2 オリエンタル海の見えるタイミングの例 ステラリウムによる
