12月初めから大きめの黒点が現れNo.1543No.1544No.1547のように東から中央、西へと回り込む様子を見てきました。その間に太陽専用望遠鏡によれば大きな爆発フレアも何度か発生。

その黒点群が現在ではどのような状況になったか、昼前に撮影。

画像1に太陽像を示します。Seestar S50にND-100000フィルターを取り付けて撮影しています。

黒点4294はだいぶ西へと移動しました。この部分は大きなエネルギーを有しているそうで爆発フレア発生の可能性がまだ指摘されています。しかし、正面を通り過ぎ、縁に近くなりましたので、地球への直接のコロナの吹き曝しの危険性は小さくなったでしょう。その北に位置する4299は小さな黒点にしか見えないのに爆発が繰り返されました。4300領域も活発でしたが黒点としては消えてしまいました。

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画像1 太陽 2025/12/10 11:26 Seestar S50