二台のディスプレイに星雲を大画面でライブ表示をしてみようとSeestar S30およびS50を使用し試してみました。Seestar本体は事前にそれぞれ電源オン、コンパス更正、レベル調整済み。

Seestarと離れた場所になりますがWindows11を起動、接続して、Telescope Networkでつなげました。エミュレーターはBlueStacksおよびLDPlayerの両方を使用。

なお、BlueStacksマルチインスタンスマネージャーから起動すれば同じアプリでそれぞれS30およびS50と接続、制御できます。LDPlayerにもMultiPlayerアプリがあるので同じかと思われますが試していません。

画像1にそれぞれの撮影ライブ中の表示を示します。どちらもPCスクリーンショットで、Windowsでは2台を拡張表示にしていますのでディスプレイ1および2にそれぞれS30およびS50の画面がそれぞれ表示できます。

画像1の上段はSeestarアプリの全画面表示、下段はそれを縦表示にしたものです。

望遠鏡ネットワーク利用に接続、Windowsで制御できるとなるとかなりの応用範囲に広がるようにも思います。こんな時代がパーソナルユースでやってくるとは思いもしませんでした。ZWO社にはベータ版利用ではなく正式版として対応、その応用範囲をさらに広げて欲しいが……..。

画像1 Windows11によるSeestar S40およびS50の操作例 BlueStacks、 LDPlayer使用