ISSから眺める日本上空の写真はたくさん公開されています。ネットでISSと富士山と検索すれば見られます。スペースシャトルやISSの宇宙飛行士の撮った写真がほとんどです。グーグルアースでも代わりになるかもですけどね。
ここでは、カシミールを利用して横浜上空400kmにISSがあるとして、富士山を写真に撮ったらどう写るのかシミュレーションしてみました。35mmレンズで、カメラを-80度下に向けて(感覚としては真下)、雪は2000m以上に積もると仮定して撮った写真・画像を以下に示します。PCで計算表示に数十分かかりました。マルチタスク処理は便利、放っておけば描き終わります。富士山は真ん中です。それにしてもISSって普通の人工衛星よりもたさらに上を飛んでいるとのことですが、日本海・太平洋まで写るんですね。
上から木曽、飛騨山脈、南アルプス、八ヶ岳、三浦半島、東京湾、右に浅間山、榛名山、日光男体山まで35mmで全部写るなんて、それに雲一つ無く、白いのは雪ですから。(ブラックボックスですから計算正しいのかと思ってしまいましたが。失礼っ)
上の写真を冬モードにすると下記。この感じの色合いの現実写真が多いように思いましたが。
ISSの高さは400kmで、地上でそのくらい離れるとしたら仙台あたり。それでは仙台上空真上にISSが飛んでいてそこからカメラで富士山を撮った場合はどう見えるか再度計算。カメラは約-45度下に向け、レンズは35mmです。東京湾、房総半島を北から目線で。
望遠レンズに換えて、100mmと300mmにしてシミュレーション。300mm望遠では冬モードも合わせてどうぞ。雪は1500mに積もると仮定しました。少し海の色とか変えたりしました。こんなことができるカシミールと国土地理院の地図標高データ公開に感謝、面白かった。
焦点距離100mmレンズ
焦点距離300mmレンズ
焦点距離300mmレンズ 冬景色モード