やっとISSらしい姿の拡大撮影に成功。今年は天気のおかげと夕方の撮影のみなので1月以来撮れていませんでした。

現地では最高高度、測心距離は65.5°、465km、明るさは-3.8等級、コースは太平洋上を南西から北東へ。最も見るのも撮るのも好きなコースです。

現在、このISSにはJAXAの大西宇宙飛行士・船長が搭乗、種々活躍されています。

撮影現地では晴れですが薄く白っぽい空、それでも明るいISSが目に入りました。当日はSeestar S50およびCOOLPIX P1000による撮影。ここでは後者の拡大撮影結果を示します。

ISSを視認したのは高度が30°以上でしたでしょうか、低空を見過ぎていたため気が付くタイミングが少し遅れてしまいました。撮影は最高高度到達前に開始し、北東に向けて下がるまで。途中雲で遮られることはありませんでした。

動画1はその様子をぶれたフレームを取り除き、動画化したものです。そのままの録画再生速度ではありません。また、この動画から選び出したフレーム画像を並べて画像1に示します。

動画1 ISS拡大撮影 2025/07/09 19:42~19:43 COOLPIX P1000 4K動画から編集

画像1 ISSのフレーム選択、ベストを選ぼうと思いましたが面倒なので全部並べ(最初は左方向で以後反時計回りに回転し下方向に向けて進行)

この動画を見ていて、いつも確認しているISSの姿、通常は進行方向の先頭にきぼう実験室、クルードラゴンの宇宙船がすぐわかるのですが今回の通過ではわかりにくい。ISSの現在の構成は画像2のとおりです。

ここで以前No.901のようにいつもとは逆の姿勢ではないかと思い出しました。勘違いもあり、不確かなので他の方の望遠鏡で鮮明な画像の撮影結果があれば比較参考にしようと思っています。でも前例もそうでしたが、もし逆の姿勢だったら何のためなのか、相変わらずわかりませんね。

画像2 撮影当日のISSの構成 https://www.nasa.gov/international-space-station/space-station-overview/  (画像は更新されます)