薄い雲を通してのはっきりしない月でしたが、Seestar S50を向けて見ていました。白く薄いもやもやが流れているのがわかり、コントラストが付きにくい青空の中の月をさらに目立たないようにするようで。その影響でしょうか以前の撮影例に比べると明るくない月、自動撮影条件では暗くなってしまいましたので、マニュアルにして撮影。×1、×2、×4倍RAWビデオ撮影。
アプリ内部スタックを利用してそれぞれ一枚の画像に。今回は眺めていた月よりも画像の方がきれいに見えてしまいます。まあ、そのように画像調整しているので。この撮影の後、暗くなってから撮ろうとしました、晴れているのかと思いましたら、月の形がぼんやりとしているのみ、なんだ、晴れているのではなくて霧状というか全天が均一で雲として見えなかったので勘違いしてしまいました。そこで撮影は断念。
画像1に撮影画像を示します。月の南北の回転補正はしません。月齢は7.9、上弦はこの日の04:30で半日も経過していました。地心秤動は経度、緯度のどちらも+3.0°で大きくありません。左下に向けて月が首振り運動で回転しているのでフンボルト海や縁の海、スミス海が少しだけ見やすくなっているようです。
月面文字としてはタイミングを少し過ぎてしまったのか、それでも”X”、”LOVE”はわかります。画像中には”X”のみを少し見える様に明るくしました。
画像1 月齢7.9 2025/07/03 Seestar S50