遠い山の写真撮るのはおもしろい。撮った後、予想外の山だったというのは良くあります。今回は大井さん(大井先生と書きたいのですがいやがることを予想して。でも本当に先生、ドクターです)の山の写真で、どこの山か確認する問題。鑑定はカシミールで。このサイトの中でも利用例があります、例えば、No.51とかどうぞ。まずは結果から。順を追って説明します。どこで撮られたかのおおよその場所のみは既知としました。

1.原画写真 これがどこを撮っているか、なんと言う山なのかと言うクイズ。

2.結果 浅間山ではありませんでした。その確認は後の写真で。ここでは結果としてカシミールによるシミュレーション画像と写真を合成しました。以下に示します。合わせて、山の名前を付記した写真も。一番遠い山は奥秩父の山々でした。カシミールによる計算ではオプションとして200km先までの山の全て表示、300mmレンズ望遠で撮影、雪は1600m以上の標高に積もると仮定。山名は並ぶと真っ黒になってしまいましたので、選択して表記させました。

3.浅間山との比較 カシミールで500mmの望遠レンズ、200km先までの山全て表示、撮影高さ海抜15mとして画像作成。その画像と写真を比較しましたが、違っていました。

4.山の確定 パノラマ景観写真をカシミールで表示。現実の写真と比較して、秩父にある国師ヶ岳の山であることを確認した後、300mm望遠にしてカシミールで詳細作図。ここまで山名を確定するまで約1時間を要しました。その後、投稿用として詳細な写真にすることで半日要しましたが、楽しいのであっ、と言う間に。

5.写真とカシミール画像の合成 アニメGIFにして写真とシミュレート画像を交互に表示。