昨日の日没前に青空の中で撮った月齢9.8、2025/02/08の記録です。
緯度秤動がマイナス側に大きく振れ、夜を待たずにきれいな月として見えていましたので部屋の中から窓を開けRAW(AVI)で30秒間程をビデオ撮影。
ファイルを本体からWiFiでPCに取り込みASI StudioのASIVideoStackにより月面タイプにして20%スタック処理。さらに画像を上下縦軸を月のおおよその南北にあわせるように回転し、最後にRegiStax 6でWavelet処理。
画像1にその結果を示します。
北半球では雨の海、虹の入江、プラトー、コペルニクスが見やすい。フンボルト海は月の裏側に回転する方向で解像度、画像処理によるリムの白さが強調されてしまったのでほとんど見えない。それと経度プラス秤動のため左回転、西のリム付近に縁の海とスミス海が見えています。
一方、南側は北方向(上へ)に回転しているため、南極付近が前面に回り込んできていますので注目、Seestarの解像度でもモレトスのさらに南に位置するニュートンやスコット、アムンセンがわかります。
画像1 月齢9.8 Seestar S50 2025/02/08 16:27 RAWビデオから