(太陽の発色が気になり、夜の天体も確認した結果を追記:2025/01/10)
SeestarのアプリバージョンとしてV2.2.3 (2025/01/02付)がSeestar.comでアップデートの案内があったのでAndroid版の方で更新してみた。試しにND-100000を付けて太陽を撮ってみたら色がグリーンになってしまった。今までのような白っぽい、ベージュのような色にはできない。おかしいと思い、付属フィルターに換えたらオレンジ色系統に変化はないのだが少しコントラストが弱くなった印象か。
Playストア(Android)もApp Store(iOS)では最新がV2.2.1のまま。緑色の太陽なんて見たくないので元のV2.2.1に戻したもののファームウェアが3.88のままなので色は戻らず。新しものが好きな性格が災いして何でも更新すれば良いってものではない。正式更新バージョンを待つか。でも昨日の昼間の月にしてもスマホ画面で見た限りではフィルター無しでも何となく青っぽさが強かった。星雲等の色は大丈夫なのか後日確認してみよう。
画像1 太陽 2025/01/09 Seestar S50 左:付属フィルター、右:ND-100000フィルター
(追記:2025/01/10)
後日と言わずに早々に夜の天体について試写しました。月、M42、M45を対象に。月の撮影は除いて風が強く何度も”星が流れた”とのメッセージで棄却画像が多く、しかも採用可とされた画像も揺れのためか点像にはならないものもありました。ここでは画像の解像度を確認するものではなくアプリ等の更新により撮影色が変化したのかの確認です。
画像2にその結果を示します。
月は一枚撮影画像、M45およびM42は数分間の複数の画像による内部スタック、Denoise処理した画像です。この処理以後の明度、コントラスト、カラー補正等の画像調整は無しです。
これらから今までと大きく異なる色の変化は感じられませんでした。星雲、星団が若干少し彩度が増して赤みががった印象ではありますが。
この色が正解だというような画像は無く個人の主観で表現されるように思いますので画像処理すれば以前と変わらないような表現は可能です。しかし撮ったままの画像の色が変化すると少し戸惑います。それにしても太陽のグリーン色化は何なのだろうと思ってしまいます。Seestar付属太陽フィルターではほとんど変わりなく、ND-100000では大きな色の変化(もちろん画像調整で今まで通りの色合い表現は可能)が特徴的でした。理由がわかるとすっきりするのですけどね。
相変わらず今日も確認しましたが、公式アプリのAndroid版、iOS版はV2.2.1(それぞれ2024/12/04、12/06公開)のままです。大きな問題とは捉えませんが本拠地ページだけがV2.2.3(2025/01/02公開)のまま、早く統一になって欲しいものです。
画像2 天体撮影のSeestar S50アプリV2.2.3による撮影(太陽のような大きな色の変化は見られない?) 2025/01/09 夕方撮影