風が無く、寒くもない好条件の日でした。彗星の撮影は前回から五日間経ちましたのでどれだけ写るのかと興味を持って、この後、ベガスス座近くにある球状星団M15を撮影。Seestar S50によります。

彗星は導入直後に薄っすらと見え、ライブスタック中にクッキリとしました。画像1に8分間分10秒×48枚をSeestarアプリ内スタック、ノイズ除去した結果を示します。光度10.3等 現地では高度24°~19° 日没16:31。

この後、球状星団M15に向け、撮影中はM15以外に空を見上げアルタイル、ベガ、デネブそれに金星、木星を眺めながら。3分間のみ10秒×18枚のスタックですが画像2に示します。画像処理は上記彗星と同じです。

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DWARF LabからDWARF3を香港から出荷したと月曜日にメール連絡が来て年末には届くのだろうと思っていましたら、本日DHLからもう届ける、との配送連絡、自身へのクリスマスプレゼント。SeestarもDWARFも観測対象天体であればコストパフォーマンスの良い、気軽に楽しめる道具、量販店でも販売が始まっていますので、鏡筒タイプの望遠鏡と併用する方ももっと増えるのではと思います。

C-2023 A3

画像1 彗星C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS 2024/12/17 17:39~18:04 Seestar S50

M 15

画像2 球状星団M15 2024/12/17 18:07~18:18 Seestar S50