晴れ、ほとんど無風。T CrB監視撮影(明るさ変化無し)のあとに彗星C/2023 A3を。画像1に示します。前回撮影から二日経過、最初暗くなったかと思いきや、1分以内にスタックされ明るめの姿を見せてくれました。

天の川を横断中で真っ暗な川中央を通過し星々密集領域に戻りました、無数の星が写っています。注目は散開星団NGC6755(画像彗星の斜め左下)とNGC6756(彗星の斜め右上)です。NGC6756は10.6等級ですがSeestar S50には見えています。この画像は赤道座標表示ではありませんが、彗星は散開星団の中央を通過し、左上に遠ざかります。

なお、この散開星団は知りませんでしたのでネットで情報を、画像のあとにメモしておきます。

C2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)

画像1 紫金山・アトラス彗星/Tsuchinshan-ATLAS 2024/12/01 18:31 Seestar


NGC 6755および6756の光度と距離(数値等は別途自身で調べた方が良いでしょう)

NGC 6755 は、わし座の散開星団。1785 年 7 月 30 日にウィリアム ハーシェルによって発見。太陽から 8,060 光年の距離。明るさは7.5等級

NGC 6756 は 10.6等級、距離は4915光年(1507PC)、ハーシェルによる発見。