帰り道、東の空に明るい木星が見えました。到着後、部屋からP1000を三脚に載せて撮影。微動運台を上下左右動かしながら、途中一時停止・再開を繰り返し1分間ほど4K動画をシャッター速度1/125秒/フレームで録画。

シーイングは良くないがモニターで木星がこんなに大きく見えた?、と思ってしまう程でした。スタックして2倍に拡大し画像1に示します。木星は時計回りに回転させて表示しています。ステラナビゲータで確認したところ、もう数十分経過すればイオの影も写せたかも、事前調べが肝心。

12月8日が木星の衝であり、約90°方角を右にシフトすれば月による土星の掩蔽が見られる。期待大です。晴れて欲しい。

なお、木星の衝で次に視直径が大きく距離が近づくのはステラナビゲータで調べた範囲では以下の2033年の夏のようです。今年の衝の木星は撮る価値がある?、2033年の木星の衝の方が定性的に明るく見えるのはわかりますが0.2等級の差があるのは?、こんなものなのでしょうと。

2024/12/08の衝 4.090 au 48.2″ -0.7等

2033/08/26の衝 4.002 au 49.3″ -0.9等

画像1 木星 2024/11/21 19:58 COOLPIX P1000 ISO-125 f/8 3,000×3.6mm相当 4K動画からスタック