晴れが続いて多数の撮影例がネットで見られ楽しませていただいています。自身でも上記タイトルの日付の日曜日および月曜日に観望、撮影と近くの西空が見通せる場所に出かけました。日曜日にはEOS Kiss X7iに70-200mm 4Lレンズ、月曜日にはカメラをEOS 5D MarkIIに換えて撮影。

レンズの焦点距離から大まかな方向に向ければ撮れると思いましたが、30分位を撮影を計画したため、どちらもBENRO POLARISで金星をキャリブレーション後、その時刻における赤経および赤緯を入力して彗星を導入、追尾しました。おかげでカメラの焦点距離、感度、シャッター速度を選択するのみで楽に撮影できました。

両日とも現地で偶然、お会いした方と意気投合?して彗星が見えなくなるまで撮影等を楽しみました。私は眼視では見えませんでしたが、その方は尾まで見え、スマホでもキレイに撮られていました。眼視が可能な明るさとの情報がありましたので、見えることの羨ましさ、確認出来て良かったです。なお、眼視では無理でしたが双眼鏡では自身でも確認できました。

自動で撮影したため、多数の画像があるのですが、どれも似たような写り具合ですので、選択してその例を記録として残します。

(2024/10/13)

日没は17:09です。時計を見て覚えていますが17:45後には薄明が消えつつ、それでも夕空低く夕焼けが少し見えていても彗星は見えました。最初の確認はカメラのモニターでした。

画像1に70mmおよび画像2に200mmで撮影した画像を示します。どちらも一枚画像です。光害の現地でも逆に空が明るくても見えるのでその影響が感じられないほど、明るい、尾の長い彗星でした。

画像1 C/2023 A3彗星 2024/10/13 18:04 EOSKissX7i + 70-200mm 4Lレンズ ISO-400 70mm 8秒

画像2 C/2023 A3彗星 2024/10/13 18:09 EOSKissX7i + 70-200mm 4Lレンズ ISO-400 200mm 8秒

(2024/10/14)

日没は17:08です。カメラをフルサイズにして期待し撮れたものの、この日は眼視でも双眼鏡でも光は感じ取れませんでした。前述した方も立ち寄られましたので、教えてもらったところ、眼視で見えているが、前日よりはやや暗い感じに見えていたそうです。彗星が暗くなったのか、空の状態が影響したのかはわかりません。

画像3に焦点距離70mmおよび画像4に200mmで撮影した画像を示します。どちらも一枚画像ではなく、10枚のスタック画像で、トリミングしています。画像3のビル等は彗星基準でスタックしていますので重なり合って見えています。画像4の彗星の右に写っているのは飛行機です。

画像3 C/2023 A3彗星 2024/10/14 18:03~18:05 EOS5DMarkII + 70-200mm 4Lレンズ ISO-200 70mm 8秒

画像4 C/2023 A3彗星 2024/10/14 18:10~18:12 EOS5DMarkII + 70-200mm 4Lレンズ ISO-400 200mm 8秒

さあ、そろそろSeestarでも向けてみようかと。今日10/15も晴れですね。楽しみです。