たくさんの公開画像を目にして楽しませていただいています、台風17号が去り、それならば確実に晴れ、撮れるだろうと予想して4時過ぎに起き近隣の東空の低空が見える場所まで出かけました。

朝はほとんど撮りません、最近では、と言ってももう2年前、水平月の時を思い出しました。その時は部屋から撮影でしたのですぐ二度寝できましたが、今回のように外に出るとさすがに寝不足で、ぼーっとしていて目もしょぼしょぼ。私は天体観測には向いていないのでしょう、それでも眺めたい、撮りたい願望は強いものがあります。

そんな徹夜感のあるつらさを飛ばすようにと先ほど、撮影した画像を見比べ、編集。

画像1にC/2023 A3 Tsuchinshan-ATLASを示します。10枚の単純加算平均処理の画像を例にしました。トリミングして少しあぶりだし、DeNoise AI処理したものです。

観察、撮影は30分間ほどでしたが、肉眼、双眼鏡のいずれも彗星は見えませんでした。彗星を確認できたのは撮影中、試し撮りの段階です。画像を確認したところ、4:40時点ではそのネットと重なって彗星が写っていました。画像1は4:53時点の撮影です。カメラを三脚に載せただけで、しかもISO-100 1/2秒 55mm(88mm相当)で写っていました(EOSKissX7iかEOS5DMarkII+70-200mmを準備しましたが、出かける直前に確実に撮りたいとして変更)。

既に近日点は通過し、そのまま進むと、SOHOでの確認、夕方の観測と当初思い描いていた楽しい閲覧、観測の流れが実行できそうです。わくわくします。

画像1 紫金山・ATLAS彗星(C/2023 A3)-Tsuchinshan-ATLAS 2024/10/02 04:53 EOS-M6 55mm(88mm相当) ISO-100 f/1.4 1/2秒×10枚 CANON DPP 加算平均処理