編集が少し遅れてしまいましたが、2024/09/11の17時および19時の明るい空と暗い空の中の月齢8.3。月面Xのタイミングはどちらも過ぎてしまいましたが、ちょうどマギヌスクレーターの夜明け、Ray現象で”マギヌスの魔女”を見ようと撮影しました。

画像1に日没前の明るい空の月および日没後のクッキリした月を示します。続く画像2にマギヌスクレーターの部分を拡大撮影し、その画像を90°右回りに回転した画像を示します。この画像では左方向が南になります。

画像1はどちらも2,000mm相当の焦点距離による一枚画像です。青空の月はクッキリしませんが夜の月はクレーターも良く見えて面白い、月面Xは夜が明けてしまいましたが文字はすぐ見つけられます。秤動(地心)は緯度-7.2°、緯度6.7°と大きく北側の部分が気になりましたがここでは特に観察せず。

画像2の左側は3,000mm×3.6倍相当の4K動画からのスタックで、右側は静止画3,000mm×4.0倍相当の一枚画像です。同じ倍率で表示するようにサイズを調整しています。明るい空では静止画もあるのですがマギヌスの魔女を浮き出させるのは難しい。顔らしい様子はなんとなくでしょうか。夜になるとさすがに見えるようになりました。魔女というよりは顔ですね。

画像1 月齢8.3 2024/09/11 17:10および19:20 COOLPIX P1000

画像2 Ray現象によるマギヌスクレーター内に見える顔(マギヌスの魔女) 月齢8.3 2024/09/11 17:10および19:20 COOLPIX P1000