一昨日の夕方にISS天頂通過(高度88°、距離411km)があり拡大撮影と光跡撮影を楽しみました。晴れでしたが空の透明度はそれほど良くはないようでした(出先から戻る通過1時間前の薄明の空を見た様子から)。

1. ISS光跡撮影

レンズ焦点距離7.5mm(フルサイズ12mm相当)を真上に向け、EOS-M6による10秒間露出+2秒間のインターバル撮影。比較明処理した結果を画像1に示します。

ISSは北西(画像右上)から昇り始め、北斗七星、天頂に位置していたヘルクレス座を通過し、南東へと消えました。空の広がりを星座等を記してつかめるようにしました。

画像1 ISS光跡 2024/07/29 19:56~20:03 EOS-M6 7.5mm ISO-100 10秒露光+2秒間インターバル 比較明処理

2. ISS拡大撮影

高度30度辺りから昇ってくる様子が見えました、しかし天頂通過まで明るく撮りすぎてしまい、途中で気が付き一段階シャッター速度を上げました。それでもまだ明るすぎました。天頂を過ぎて高度50°前後、ISSが遠ざかる様子になりますが三枚選択して並べました、それを画像2に示します。ほけていますけれど太陽電池が両翼のように見えISSらしい特徴的な画像です。画像下(南東)の方向へ遠ざかっていきました。

画像2 ISS拡大撮影 2024/07/29 19:59~20:00 COOLPIX P1000 ISO-400 f/8 3,000mm相当 1/500s/frame 4K