昨日は晴れたのでSeestarを持ち出しました。2週間ぶりの変光星T CrBのデータを採取後、一度光害地域ですけれど以前からこんなきれいな星雲が空にあるのかと思っていましたので試しに色鮮やかな赤と青色が薄く写ることを期待して天体NGC6992に向けました。

この天体は白鳥座のε星の近くに位置します。天文年鑑2024の主な散光星雲の一覧表には距離が1300光年、超新星残骸、ステラナビゲータ12では超新星残骸 (網状星雲)、光度 8.0等、視直径 60.00’と記述されています。視直径が月の2倍程度の大きさですのでSeestarでは全体の像は入りきらずその一部の画像になります。

満月が昇り始めている時間帯でしたが、粘って20秒×70枚のFITS画像を撮り溜めました。SeestarにはUV / IRカットフィルター、ダークフィルター、デュアルバンド光害防止フィルター(OIII 30nm / Hα 20nm)が内蔵されていて選択天体によって自動的にフィルターを切り替えてくれますのでそのままおまかせON(前記3番目のフィルターを使用)にしました。

数枚程度では浮かび上がりませんでしたが、数分経過するとそれらしきベール状のもやもやが見えてくるようになりました。光害地域でも浮かび上がることに驚きます。

これらの画像をSirilでスタック、写野回転の影響を取り除き、リサイズ、画像を明るく調整した結果を画像1に示します。これをさらに明るく表示すると鮮やかになるのですが画像の粗さが目立ちますのでこの程度の調整にしました。

後日、同じ天体を撮影すればSirilのスタックでは枚数が増えますので粗さが消え、もう少しクリアになる可能性がありますのでまたいつか撮り溜めしておこうと思います。

画像1 NGC6992 網状星雲の一部 Seestar 20秒×70 LPフィルター使用 Sirilで画像処理 2024/07/21

参考にNGC6992の前に撮った変光星T CrBの画像を記録として画像2に示します。まだ爆発せず。

画像2 T CrBの撮影 2024/07/21 20:18~ Seestar/Siril