当日2024/07/03は晴れましたのですぐ撮りたくなります。変光星T CrBに変化は見られずその撮影確認後は雲の少ない方向を探してSeestarで撮影。はくちょう座のアルビレオ、球状星団M13およびオメガ星雲M17を撮影。M13はすぐに20秒露出で浮かび上がり、M17は数枚重ねてから現れてきたように思います。スマホとはいえ、明るく見えるのは何とも言いようがなく楽しいものです。

1. はくちょう座二重星アルビレオAlbireo

画像1に示します。20秒×30枚のSirilスタック、MSフォト等でクロップ、調整。彩度を上げて右と左の星の色を強調しました。右に金色に輝く3等星のβ1星(β星A)、左隣は5等星のβ2星(β星B)で青白く見えます。距離は360光年。

画像1 二重星アルビレオ 2024/07/03 20:22 Seestar

2. ヘルクレス座球状星団 M13

画像2のとおり。距離は25,100 光年 明るさ等級 +5.8。20秒×19枚のSirilスタック、画像調整後クロップ。もう少し枚数を増やせば周りの星ももっと写せたかもしれません。ポートル7~8では仕方がありません。彩度を強調すると星の色が数種類見えて面白い。最初からモニターで現れ見えましたのでしばらく楽しめました。

画像2 球状星団M13 2024/07/03 21:01 Seestar

3. いて座オメガ星雲 M17

いて座散光星雲。距離 5,000光年 明るさは6.0等級。20秒×30枚のSirilスタック、画像調整、クロップ。画像3に示します。数枚ライブスタックしてから見えてきました。赤色の拾い出しが不十分でしょうか、倍程度の枚数を撮影するとどうなるか試してみたい。

画像3 M17オメガ星雲2024/07/03 21:22 Seestar