昨日は晴れていたのですが薄い雲や、低空の白い雲が消えては現れるという夜空でした。1時間半ほど楽しみました、記録として画像1に示します。

画像1 Seestarで夜空を眺める 2024/06/12 20:00~21:30

(1) 月齢5.9はSLIM(小型月着陸実証機)の着陸点に目が行ってしまいます。目立つテオフィルス、キリルス、カタリナは夜明け、アルタイの崖も見られます。Seestarメニューの×1、×2、×4倍で撮影。

(2) かんむり座のT CrB(反復新星で爆発が予想されている)は雲から抜け出た時を狙いましたが1分間も続かず何回かに分けて撮影。その中から雲の少ないフレームを選択しSirilでスタック。フィールドローテーションが目立ってしまいました。T CrBの明るさは見た目変化していません。

(3) T CrBの撮影の合間にTsuchinshan-ATLAS(C/2023 A3)に向けました、初めて露光30秒を選択して試写。雲の影響の少ない8枚を選択してSirilでスタック。尾はライブスタックでモニターでも見えていました。画像上部の背景が白く見えるのは雲による影響です(月、人工光)。