先週撮りためていた画像の中から2024/05/16月齢8.3とマギヌスクレーターの拡大画像を示します。

この月齢になると月面文字Xはタイミングを過ぎてしまいますが、それに続いてマギヌスクレーター内の真っ暗な影の中にRay現象により光が射し込み”マギヌスの魔女”の顔が現れます。過去に数度撮影しています。太陽の光が射し込む方向、角度によりその顔の形が変化します。

今回の現れていた顔を画像1に示します。通常の撮影条件では右画像のように影の中の顔は見づらいのですが、感度、シャッター速度を明るく撮れる条件にすると浮かび上がります。今回は口と鼻の部分のみが見えているようです。時間経過に合わせて顔の変化を捉えるのも面白いかもしれません。また来月チャンスがあれば撮ります。

画像1 月齢8.3 マギヌス部分の拡大 2024/05/16 19:49~19:56 COOLPIX P1000