青空は気持ちが良いです。Seestarをポイと置いて全て一発導入、撮影は楽です。コンパスのキャリブレーションとレベルが0.2°程度で撮影開始していますが、これが正確だと天体導入、追尾の性能は正確です。解像度を気にしなければが短時間で撮影できて楽しめます。
太陽を画像1に示します。回転補正せず撮ったままです。左がND-100000フィルター、右がSeestar添付フィルターです。フィルター取り換えは太陽を背にして危険な光が望遠鏡に入らないようにしました。黒点がたくさんあってその周りの斑点も明るく写っています、見ていて楽しい。
画像1 太陽 2024/04/16 15:00頃 Seestar
そのまま反対方向の月に向けました。青い空でも月が自動導入されました。その月を画像2に示します。これも南北調整のための回転はせず撮ったままの画像です。とてもクリア、SLIM着陸点のキリルスクレーターに目が行きます。体を暖めつつ、今月中にまた目覚めると良いですね。
秤動がステラナビゲーターによれば地心経度、緯度で+5.8°、-6.5°なので南極近くのスコット、アムンセンも気になりました、写っています。
月面Xはちょうど夜明けでしょうか、そのままの画像では見えませんが明度を上げると浮かび上がりました。もう少し時間経過が必要でしょうか。暗くなったら、P1000でも簡単に撮れますから時間が取れれば挑戦したい。
ところで、昨日は12Pを狙いましたが、一眼デジタルの方は強烈なあぶりだしで光る点が浮き出ましたがひどい画像なのでとりあげませんでした。Seestarの方は彗星の周りの恒星が薄雲の影響で検出できないためか導入も撮影も不可。薄明時間と高度の関係からこれで彗星の追いかけは無理と判断しおしまいにします。二週間前のNo.1305がベストな画像となりました。彗星に関しては秋のC/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)を楽しみに待ちます。
画像2 月齢7.5 2024/04/16 15:00頃 Seestar