昨日は久しぶりにシーイング良かったと思います。なので月齢12.4と木星の撮影を楽しみました。ここではまず木星を編集。
木星本体と衛星は明るさが異なるため一枚の画像で両方を表示させるためには撮影条件を最適値にする必要があります。しかし、COOLPIX P1000の場合では、それでも両方の像の妥協点から見映えが落ちるように思います(そのような画像を利用してきてはいます)。また、本体の画像と衛星の画像の二枚を用いてGIF画像にしたり、合体(合成)する場合もあります。
ここでは一枚の画像を単純に明度を変化させて連続的にゆっくりと木星本体から衛星を浮かび上がらせる処理を実施し動画にしてみました。映像は南北調整せず撮ったままです。
動画1にその画像を示します。この方がGIF画像に比べて変化がゆっくりで相対的な明るさの違いが認識できるような気がします。ってそれだけのことですけれど。ちょうど撮影時刻に大赤斑が木星の右端に見えているのですが何となくわかりますね。四衛星間で明るさが異なって見えます、カリストが暗くて見えるかどうか。
もう一枚、いつもの編集画像になりますが本体の画像を優先して3,000mm×3.6倍の焦点距離で4K動画として撮影し、AS!3でスタック処理した画像です。画像1に示します。P1000の撮影実績からシーイングが良かったためでしょうか、個人的な経験から良い画像の部類に入ると思います。
動画1 木星とガリレオ衛星 木星本体右側近くからエウロパ、イオ、カリスト、ガニメデ 2023/12/25 17:51 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 3,000mm相当 1/60秒の一枚写真から
画像1 木星 2023/12/25 17:44 COOLPIX P1000 3,000mm×3.6倍 4K動画から