Seestarの最新版がiOSおよびAndroid用のどちらもv1.12.0(2023/11/29時点)になりました。天体導入と観察・撮影オプションメニューに惑星向けが追加されました。

望遠鏡のスペックからそこまでしなくてもと思いましたが試写。ちょうど木星が見えていましたので確認、写り具合は下記に示します。

その前にSeestarを2か月間使用してきた少しの個人的な感想を。

撮影中、スマホやタブレット等で小さな点をピンチアウトすると縞模様が見えるもっともらしい木星像が浮き出ます。解像度からそんなもんだと一蹴するのではなく、夜の天体を楽しむには、理屈よりも即、それとわかる何かが見えることが重要で、例えば、学校等でこのような小さな箱を望遠鏡の横に置けば子供達はきっとすぐに使いこなし、望遠鏡のことを知ると共に現実な宇宙に興味を持つのではないかと思いました。私は子供と同じと言うことです。まさか、太陽、月、惑星(金星、木星、土星くらいでしょうけれど)、銀河、星雲、星団等、観測時に手軽に楽しめる出前一丁(古いか)デバイスが身近に登場するとは思いもしませんでした。

画像1に木星を画像2に月齢19.2を示します。月は眺めるつもりはなかったのですが寝る前に窓を通して見えていましたので、窓際にそのままにしてあったSeestarをピッピッと鳴らしてさっと撮影。

画像1 Seestarによる木星 2023/12/02 夕空から

画像2 月齢19.2 Seestar 2023/12/02 23:36 スタック無しシングルフレーム