ZWO Seestar S50を動かしてみました。まだ具体的な使用方法、性能に関する感想等を記事にできる段階ではありませんが、一昨日、最初に月、木星とガリレオ衛星、そして今朝の太陽を撮影しましたのでその結果を整理しました。

Seestarはコンパクトなので部屋の窓際に適当におきました。初期アクチベートし、いきなり月アイコンをタップするとSeestarは自動で月を探し始めました。写野に入る時間は早くはないのですがガマンはできます。スマホ上に月が現れ、画面上のオートフォーカス、トラッキングボタン、撮影ボタンを押し撮りました。

木星はアプリ内のSkyAtlasで星図が表示されますので、木星をセンターの枠内にスライドしGoToすればこれまた自動で探し始め木星(もちろん光る点状)が中央に表示されました。(他に導入方法はあるようです)

今朝撮った太陽は望遠鏡先端にフィルターを取り付けるだけでオブジェクトとして太陽を選択すれば以後、月の撮影の場合と同様でした。

画像1に3天体を並べて示します。撮ったままの画像を貼り付けています、画像処理も行っていません。画像はType-C USBでつなげてPC側からコピー(または切り取り)して保存しました。

 

画像1 ZWO Seestar S50による身近な天体撮影

スマホを手に最初はSeestarの動きを見ていましたが、慣れてくるとスマホを見ているだけになりました。なお、最初にiPhone 11Pro(iOS 17.0.2 現時点Latest)で試用を開始したのですが天体導入どころか望遠鏡は静止したまま動かず。途中であきらめiPadAir2(iPadOS 15.7.9)、Android-13のMotorola Edge 20およびOppo Pad Airの3台を試用して確認、これらは全て正常で思ったとおりに撮影できました。iPhoneが接続後、動作せずなのに対しiPadAir2は正常です。iPhoneの方がiPadAir2よりも新しいので何かの不具合か。でもネットで調べても過去例はほとんど見当たらず良くわかりません、購入元にも報告しましたがどうなることやら。今朝再度トライしましたがiPhoneだけがダメ。

参考に今朝太陽撮影時にAndroid-13で接続した後、二台目の同時接続を確認しました。三台以上は接続できないと表示されました。これは確認したまでです。画像2はiPhoneとOppoPadAirのiOSとAndroidの同時接続時の画像です。ここではiPhoneは画面が表示されましたので、この後、もしかしたらと期待し単独接続の太陽導入を試みたのですが全く動かず今までと同様に失敗しました。iPhoneはアプリとコネクトしていますし、マニュアルでの望遠鏡の動きはできるのですが天体オブジェクトを選択しても動きが無くしばらくたつと「見つけられませんでした」と表示されるだけ。

この問題は解決できていませんがAndroidの端末が無ければ焦ったことでしょう。このテストで思ったのですが、AndroidのPadAirは画面も大きくて、子供たちを含め数人の観望を楽しむのに向いていると思いました。まあ、スクリーンにも映せるのでしょうけれど野外で簡単に楽しむにはピタリです。

それから気が付いた点としてiPhoneやiPadはSkyAtlasでは英語表示ですが、Android-13の方は中国語で言語が選べません。中国語以外の英語、日本語化を望みます。

以上、初めてのSeestar試用でした。それにしてもスマホ一つでキャリブレーション、アライメント、天体導入、ピント、追尾、スタック等全てのステップが自動で進められすごい装置ができたものだと感心してしまいました。

小さな箱を置くだけで触るのは電源オン、水平調整ガイド利用等ぐらい、追尾性能もセットすれば以後数分はずれていませんでした。焦点距離200~300mm程度ですから。望遠鏡での惑星や月面超拡大の電子観望の楽しみ方とは別に併用して(個人的には主用か)簡単に手軽で星雲、銀河、星団等の眼では見にくい天体、月を楽しむには最適な道具と思いました。

画像2 Seestar S50の二台同時接続