金星の内合は2023/08/12 06:44 JSTです。以前に昼間の金星を撮影したことがあります、特に2022/01/13のNo.999の記事では内合4日後の撮影記録があります。この時の太陽との離角は約5°でした。

こんな酷暑、焼けるような時間帯は耐えがたく金星の撮影は避けていましたが、内合2日前になりましたので、試しにと部屋から陽に当たらないように構えられましたので挑戦しました。太陽との離角は約9°。とは言っても太陽光の直視はとても危険ですので注意。

道具はCOOLPIX P1000とBENRO POLARISの組合せです。撮影を通して注意した点はモニター以外は空を見ない、また、カメラのレンズ筒に直接太陽光が直射せず受光部に太陽光が当たらない(写らない)ことを確認。撮影手順は以下のとおりです。三脚の上にPOLARIS、その上にP1000を取り付けた構えになっています。

・BENRO POLARISをキャリブレーション後、太陽をアライメント調整します、この時ND太陽フィルターを取り付けて行います。焦点距離3,000mmにしてピント調整しておきます。

・その後金星をGoToメニューで導入します。導入後、NDフィルターを外し、明るい背景になりますがそのままいつもの金星の条件で撮影。

画像1に静止撮影画像を示します。上段は原画(トリミング)、下段は金星が見えるように画像調整したものです。

画像1 金星の撮影 2023/08/10 17:06 COOLPIX P1000 6,000mm相当

4K動画の方はPIPPで前処理し、金星が背景に埋もれてしまっているのでDPPで金星が目立つように暗目に画像処理しました。スタック処理時900フレームを使用し、RegiStax5.1で処理しました。薄い雲が流れていたようで金星が中央の光る点しか写っていないフレームも多く70枚程度しか拾えませんでした。それでも金星らしく浮かび上がりました。輝面比は0.01で定量数値は別にして内合近くの金星らしい姿を捉えられただけでも良いでしょう。

画像2 金星 2023/08/10 17:06 COOLPIX P1000 3,000mm相当 4K動画から