夕方青空の白い月を涼しい部屋から撮って、夜になってから少し気温が下がりましたので月齢7.7の観望と撮影のため外に出ました。少し黄色っぽいような月に見えていました。たまにはカメラを回転して縦長に半月が写るように焦点距離3,000mm相当にしてフレーム一杯に入るように撮ってみました。月面XとLOVEはもちろんでしたが、マギヌスの月面の魔女が見えないか確認も含めて楽しみました。

画像1に月齢7.7の画像を月面X等と共に示します。月は縦軸を南北に合わせて回転しています。また文字が目立つように明るさを増して編集しています。月面LOVEの方は”L”の角が繋がってない状態でした。

月面の魔女は”L”および”E”の左に隣接するマギヌスクレーター内にRay現象により見えるのですが21:00過ぎまで頑張りましたが全く見えませんでした。光が射さない限り見えませんね、もう少し経過時間が必要だったのでしょう。見えた例としてNo.1171に報告しましたが、月齢7.8~8.0でしょうか絶妙なタイミングが必要です。

念のため、一日経過した本日夕方に参考に撮ってみました。それを画像2に示します。月齢8.6になってしまいました。画像2のマギヌスクレーター内を見ていると、尖ったアゴの顔の中にかすかに目と鼻が浮かんで見えてきてしまいます。これはNo.1171のような画像を意識していますのでそのように見えてくるのかもしれません。ほとんどの方はきっとなーんにも見えません。

どうせ白い月を撮るのならもっと月齢が少しでも若い時間帯に撮ってみれば良かったかも。でも次のチャンスを楽しみに待ちます。

画像1 月齢7.7 2023/07/25 20:30 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 539mm(3,000mm相当) 1/60s 15枚の中から10枚でAS!3によりスタック

画像2 月齢8.6 マギヌス・クレーターの”月面の魔女”は? 2023/07/26 18:05 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 3,000×4倍mm相当 1/60s 5枚をスタック