昼間は青空なのに夕方になると上空には雲が多い日が続いていました。昨日2023/07/22も日没前から怪しくなってきましたがそれでも期待して金星、月を眺めるために外に出ました。しかし、やはり西の空は灰色の雲の下になってしまい、ねばりましたが20:00まで月、金星を見ることはできませんでした。しかし、梅雨が明けたとのこと、これからも間に合います、楽しみます。

その代わりにひまわり9号の画像に金星が写る時期になっていましたので、数日前からNICT:情報通信研究機構のひまわりページで01:00時台の地球画像を確認していました。

やっと、今日になって金星が地球の背後に写り始めました。それを見つけるだけでも楽しい。それを画像1に示します。データは2023/07/23 01:30の画像です。Web表示画像では拡大しないと確認できませんのでデータベースからDLし、金星部分は30倍に拡大して示しました。

上記画像はひまわり9号で今夏において最初に写った金星と思います(全画像確認していませんので)。今後、8月末まで地球の背後に写るチャンスが毎日あります。但し、ひまわり9号は気象衛星ですので地球以外を撮影しているわけではありませんし、地球から離れた宇宙空間はかなり狭い範囲の写りになってしまいます、また金星が地球に隠れれば見えませんのでかなり写る機会は少ない現象になってしまいます。それに撮影(スキャン)は10分間隔ですのでタイミングを失すると写りません。それでもねばって見つけ出して楽しむのも良いと思います。参考に特集、参考記事に「ひまわり8号による地球と共に写った天体」がありますのでリンクさせておきます。

画像1 ひまわり9号の地球画像に写り込んだ金星 2023/07/23 01:30