西の空に月齢3.2と金星、夕方、青空から暗くなるまで眺めました。二天体が4月に最も接近して見える日でした。晴れてはいるのですが、薄い雲もありスッキリとしませんが、それでも目で見て二つが明るくきれいに感じる空でした。(風が強く少し寒さを感じる夕方)
画像1は焦点距離500mm相当の画像です。この状態で感度を上げたのが画像2です。記憶に残る昨日の金星の明るさは画像2の方に近い印象、錯覚か。画像3は3,000mm相当でちょうど画角に入りましたので何枚か撮り選択した一枚です。写りはいつもよりクッキリしていませんが空の条件からこのようなものでしょう。月画像の右横やや斜め上が月の北極、明るい領域は東側、地心経度秤動が4.8°ですが周辺を気にする程ではないか….。
5月にも月と金星は同じ程度に接近します。月齢も似たようなものです。ステラナビゲータで月を中心表示にしてマウスを4月から5月へとワンクリックするだけでその変化が見えてしまうのが面白い。星座の背景は変わってしまいます、今月はスバルやアルデバラン、おうし座でしたが、5月にはふたご座の中に見られます。一緒に撮ると違いが現れて面白いかもです。
画像1 月齢3.2と金星 2023/04/23 18:57 COOLPIX P1000 ISO-100 f/5 500mm相当 1/20秒
画像2 月齢3.2と金星 2023/04/23 19:01 COOLPIX P1000 ISO-800 f/5 500mm相当 1秒
画像3 月齢3.2 2023/04/23 19:08 COOLPIX P1000 ISO-100 f/8 3,000mm相当 1/40秒