夕方、日没後の薄明中ですが、CSSの通過が見えるかもしれないと期待したのですが、空が明るすぎて待ち構えただけでした。

この後、金星が見えていましたので撮っておきました。木星は高度も低く随分と暗くなってしまいましたね。見た目、金星とは比較にならず、シリウスより暗く、リゲルと同じ程度の明るさにしか見えませんでした。明るかった木星がこうなるんだ、と。変化が面白い。

P1000しかありませんでしたので、手持ちで肘固定モード。超拡大すると三脚も微動雲台もないと画角に入れるだけで大変。

画像1に金星を示します。画像処理したままでは色が分散した画像と全体が白く写った画像の2枚ができあがりましたが、後者の方を。形が分れば金星らしくそれでOK。去年の秋、外合で遠く、小さい丸点でしかありませんでしたが、大きくなりつつ、形も欠けている様子が直接わかりました。ステラナビゲータ11で調べたら6月頃から半月状態になり、夏には特大(08/12が内合)、細い金星が楽しめそう。

そうだ、3月24日はステラナビゲータでは月と金星が接近(地方によっては掩蔽も見られるかも)、月がはみ出ても良いですけれど、金星の形が少しでも丸ではないことが写れば面白そうな画像になります。

画像1 金星 2023/03/11 18:30 COOLPIX P1000 4K ISO-125 3,000mm×3.6相当 f/8 1/1,000秒/frame 42秒間のAS!3のスタック

参考に暗い画像ですけれど画像2に、金星と木星の離れてしまった景色を示します。

画像2 金星と木星 2023/03/11 18:34